2024年2月15日、佐助カフェにて開催中の「かま展」展示作品で、対話による美術鑑賞ワークショップを開催しました。参加者は4名。事前に選んでおいた3作品を各作品約15分かけて対話しました。
1作品目は、後ろを向いた女性が描かれた作品。参加者各人が描かれ方や色合い、テクスチャーから様々な見立てをし、情報量が少ないにもかかわらず作品の世界が大きく広がりました。
2作品目は直方体と見える区切られた空間に砂漠と思われる景色が閉じ込められた作品。描かれている様々な要素から、意図や意味に迫ろうとする言葉が4者4様にありました。
3作品目は命果てた鳥が水面に浮かんでいる姿を捉えた写真作品。作品から受け取る見解に微妙な差異があり、それによって、読み解こうとする姿勢が一段と強まっていました。
今回の対話鑑賞は、それぞれの視点を共有する以外に、場としての視座が暗黙のうちに作られてゆく、そんな時間になりました。ご参加ありがとうございました。
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