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団体概要

設立趣旨

「子どもが小さくて美術館に行けない」私たちの活動は12年前にこの問題意識から始まりまし た。

いま、周りを見回してみると、その他にも様々な理由で、アート(絵画・博物・音楽・映画等) とつながることのできない人たちがいます。

私たちはアートはすべての人の為にあるものだと考えます。 アート作品を収集保存して後世に残すだけではなく、人々が知的欲求を満たし、アートという社 会の資源を最大限に活用する為にも、すべての人がアートによる喜びを享受できる環境を整える ことが必要だと思います。また、アートの持つ特性を生かし、様々な価値観や多様性を認める心 を育て、新たな価値観を発見する場としても大きな意味を持つでしょう。

しかしながら、アートの発信者(美術館・博物館・コンサート・映画館等)は財政面での制約や マンパワーの不足によって、潜在的な利用者が抱える全ての物理的・心理的なバリアの解消まで は手が回らないのが現状です。私たちは双方の間に立ち、ハブとなってアートと人々をつなげる 存在が必要だと考えました。

私たちはこれまで「鎌倉の紫陽花と美術館を楽しもう」という観光客と美術館をつなげる事業を 実施したり、「親子の美術館デビューワークショップ」を開催することでマナーを楽しく学び多く の子どもたちの美術館デビューを手助けしてきました。他にも「大人の美術鑑賞ワークショップ」 「学校での美術鑑賞ワークショップ」「こども映画館」など、様々なバリアをなくす手助けをして きました。

これらの活動を通じて、他にも「障害がありアートを楽しめない」「アートを楽しむ金銭的余裕が ない」「アートは自分には無縁なものだ」など、アートに関するバリアは山積していることに思い 至りました。例えば、親の無関心や金銭的理由でアートを体験することができない子ども達の存 在があります。この問題に取り組むには子ども食堂や学習支援室などと協働し、私たちから積極 的に美術館やコンサートへの招待などのアプローチをとることが必須となります。 今後より一層、多くのアートの発信者と受け手をつなげる助けとなるように活動の幅を広げてい きたいと考えています。

設立当初からのメンバーを中心にそのノウハウを引き継ぎ継続して活動を続けると共に、従来以 上に活動を多様化させ、多くの団体との協働を図るためには法人化の必要があり、情報公開が義 務付けられている特定非営利法人の法人格を取得することで、法人としての透明性を保つよう努 力し、周囲の信頼を得ることが最善であると考えました。

 

令和元年12月6日

設立代表者 小坂純

名称

NPO法人 アートとつながる鎌倉

所在地
​連絡先

〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇が谷1-6-5

artkamakura@gmail.com

理事会

理事長

小坂純

副理事長

小瀬村ひろみ

大澤亜紀

理事

柴﨑正子

守屋佐智子

監事

鈴木章夫

小坂雅人

定款

定款

貸借対照表

2021年度

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